マドリードのタパス&フラメンコ:完璧な夜のモデルコース
マドリードの真骨頂は日が暮れてから始まります。100年の歴史を誇る鉄骨造りの市場でベルムットを味わい、ラ・ラティーナ地区でタパス巡りを楽しみ、老舗タブラオでフラメンコを鑑賞しましょう。ここでは、マドリードで完璧な夜を過ごす計画と、予約すべき高評価のタパスツアー、ショー、テイスティングを紹介します。
概要
- 1メルカド・デ・サン・ミゲルでアペリティーボ
- 2ラ・ラティーナ地区でタパス巡り
- 3老舗タブラオでフラメンコ鑑賞
- 4カバ・バハ通りで締めの一杯
19時:メルカド・デ・サン・ミゲルでウォーミングアップ
マヨール広場のすぐそばにある、1916年創業のガラスと鉄骨造りの市場、メルカド・デ・サン・ミゲルからスタートしましょう。観光客向けではありますが、幕開けにはぴったりの場所です。お腹を満たしすぎない程度に、ベルムットやカバをグラスで一杯、そしてイベリコハムやオリーブ、タコの串焼きなどを一、二品つまみましょう。地元の人々はこれを「ラ・オラ・デル・ベルムット」(食前のベルムットの時間)として楽しんでおり、あなたもそれに倣うといいでしょう。マドリードでは夕食が21時前に始まることはほとんどないため、長丁場に備えてペースを配分しましょう。
20時:ラ・ラティーナ地区でタパス巡り
南へ徒歩5分のラ・ラティーナ地区へ向かいましょう。カバ・バハ通りは、市内のどの通りよりも1メートルあたりのバル密度が高いエリアです。ここでは、ガイド付きタパスツアー(通常3時間ほどで60〜90ユーロ)に参加する価値があります。ガイドは観光客向けの店を避け、生樽のハウスベルムットやコシード風クロケタ、トレスノス(豚皮の揚げ物)など、メニューには載っていない一品を注文してくれます。多くのツアーではワイン付きで5〜7品の試食が含まれ、実質的にはディナー1食分に相当します。
22時:タブラオでフラメンコ
フラメンコ界の大物たちが毎晩出演しているのは、実はセビリアではなくマドリードです。1956年創業で、スペインで最も数々の賞を受賞してきたタブラオ、コラル・デ・ラ・モレリアが定番の選択肢で、トーレス・ベルメハスやテアトロ・フラメンコ・マドリードも有力な代替候補です。ショーのみのチケットはおよそ25〜50ユーロからで、通常ドリンク1杯が含まれます。ディナー付きプランはより高額になります。ショーの上演時間は約1時間で、前列の席は数日前に売り切れることも多いため、事前予約のうえ、席取りのために早めに到着しましょう。
深夜0時:ワインと名残惜しい夜
まだ夜が続きそうなら、マドリード風にゆっくりと締めくくりましょう。マヨール広場近くで着席スタイルのスペインワインテイスティングに参加すれば、もう1軒バルをはしごするより落ち着いた選択肢になります。ソムリエと一緒にリオハ、リベラ・デル・ドゥエロ、アルバリーニョを飲み比べて、料金はおよそ40〜50ユーロです。あるいは、最後の一杯を求めてカバ・バハ通りに戻るのもよいでしょう。週末にはバルは深夜1時を過ぎても営業しています。マドリードの夜はマラソンのようなもの。誰も終わりを急ぎません。
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