セラ・デ・トラムンタナと山あいの村々:マヨルカ島終日プラン
ユネスコ世界遺産に登録されたセラ・デ・トラムンタナは、ビーチだけでは出会えないマヨルカ島の素顔です。蜂蜜色の石造りの村々、千年前に築かれたオリーブの段々畑、そして山々をガタゴトと走る1912年製の木造列車。ここでは、バルデモッサ、ソリェール、デイア、サ・カロブラを1日で巡る方法と、各区間で予約すべき高評価ツアーをご紹介します。
概要
- 1午前中はバルデモッサの修道院
- 2ソリェールへのヴィンテージ木造列車
- 3デイアと海岸沿いの展望スポット
- 4サ・カロブラ&トレント・デ・パレイス
午前:バルデモッサとカルトジオ会修道院
石畳の村バルデモッサから旅を始めましょう。ショパンとジョルジュ・サンドが1838〜39年の冬をレアル・カルトゥーハ修道院で過ごした場所です。ツアーバスが押し寄せる10時30分より前に到着すれば、蜂蜜色の石造りの小道をほぼ独り占めできます。地元の習慣であるコカ・デ・パタタ(ジャガイモのペストリー)とアーモンドミルクシェイクもぜひ試してみてください。パルマ発のガイド付き日帰りツアーは、バルデモッサとソリェール渓谷を組み合わせて約55ユーロから催行されており、マヨルカ産ワインのテイスティングが付くものもあります。
昼:ソリェールへ向かうヴィンテージ列車
フェロカリル・デ・ソリェール(ソリェール鉄道)は、磨き上げられたマホガニー製の車両で、1912年以来パルマからトラムンタナ山中の13のトンネルを抜けて走り続けています。オレンジ果樹園が広がるソリェールの谷まで1時間の乗車自体が旅のハイライトです。オープンサイドのトラムに乗り継いでPort de Sóllerまで下れば、湾のほとりでランチを楽しめます。列車、トラム、ホテル送迎がセットになった半日ツアーは約60ユーロから。夏は午前発の便から埋まっていくため、早めの予約がおすすめです。
午後:デイアと西海岸道路
ソリェールとバルデモッサを結ぶMa-10海岸道路は、地中海屈指のドライブルートです。詩人ロバート・グレーヴスが暮らし、眠る芸術家の村、小さなデイアは欠かせない立ち寄りスポット。バルデモッサ、デイア、ソリェールをまとめて巡る終日VIPツアーは約100ユーロから催行されており、路線バスの時刻表では決して得られない断崖絶壁の展望スポットを訪れられる価値があります。
冒険派向け:サ・カロブラとトレント・デ・パレイス
その景色を自らの足で勝ち取りたいなら、山の奥へと分け入りましょう。サ・カロブラへ続くヘアピンカーブの道、巨岩が転がるトレント・デ・パレイスの渓谷、そしてホルムオークの森を抜ける整備されたトレイル。ピクニック付きのガイド同行トラムンタナ・ハイキングは約75ユーロから。トレント・デ・パレイスへの渓谷ハイキングは、川底ルートが未整備で雨の後は通行不能になるため、ガイドを伴うのが一番です。
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